岩波現代文庫の、荒川洋治著の詩を 野方小学校の先生よりより頂きました。その詩がとてもステキでしたので記さいします。
ぼくはどうして日記をつけるのだろう。
日記をつけると、 自分の中の一日のほこりがとり払われて、 きれいになるように思う。
一日が少しの言葉になって、見えてくるのも心地よいものだ。
ぼくはその気持ちのなかに入りたいために、日記をちけるのだと思う。 時間のすきをねらって、 あるいは寝る前に、
ちょっことつける。
あのひひとときが好きだ。
それが、とても、ぼくには楽しいのだ。つけるときの、そのときのために、
ぼくは日記をつけるのだ。
この詩を読んで荒川洋治さんの生きる事への思いが伝わってくるような気がします。自分の365日の1日をしっかりみとどけそして明日を迎える、私もこのように確認しながら自分の一生を送りたいと思います。