2020年10月8日と2020年10月22日の2日間、「1日4行で綴る~介護日記~」をテーマに講演会を実施しました。

2日間ともに鹿児島市内にある「芙蓉ビル」を会場に実施しました。
「介護」という現在の社会において避けられない問題について、日記を通してアプローチができる、そのことを紹介した講演会でした。
日記を通じたアプローチとは
「介護」と「日記」、一見すると全く関係のない2つですが、その2つがどんなふうに結び付くのでしょうか?
そのことを提案した講演会でした。その内容は以下の3点です。
① 介護の記録としての活用
② ストレスを発散するための活用
③ 自分の整理箱(エンディングノート)の活用
それぞれのことについて説明していきますので、参考にしてください。
介護の記録としての活用
介護をしていく中で、大変なことやかかった経費など多くのことがあるかと思います。また、これまでは財産分与を得られたなかった人も、財産がもらえるように法律も変わりました。
介護をしてきた記録を残しておくことで、証拠となります。財産をもらうために書くというわけではありませんが、自分を守るため、頑張って介護をしてきたことを残すためにも、日記に日々の介護の記録を残しておくことをお勧めします。
ストレスを発散するための活用
介護をしていると、大きなストレスを抱えることもあるでしょう。そんな時に、日記を書くことでストレスを解消するすることができます。
以前「日記でストレス解消。その方法とは?」というタイトルで紹介しましたが、嫌なことなどを書くうちに耐性が付きストレスに強くなっていきます。
先程と同様ですが、自分を守るためにも介護の合間に日記を書いてください。
自分の整理箱(エンディングノート)の活用
最後に、自分の整理箱(エンディングノート)に大切なことを書いておくことです。介護をしていて残しておかなければいけないこと、これから介護が必要になってくるであろう自分のことを、自分の整理箱に書いておくことで、家族や大切な人に不安や心配をかけないことになります。
自分が書きやすいところからでもいいので、しっかり書いて残しておきましょう!
以上の3点を中心に講演をしました。また機会があれば実施したいと思いますので、その際は是非ご参加ください。