新型コロナウィルスの影響で外出を自粛し、この記事を読んでいる皆さんも大なり小なりストレスを抱えているのではないでしょうか?
生活をする中でいろんなストレスはかかるもので、その解消法も多く紹介されています。
例えば、「好きな洋服を買いに行く」「おいしい食事をする」「寝る」など、人によってそれぞれだと思います。
今回はストレス解消法の中でも「書く」ということに焦点を当て、ストレスの解消法を紹介していきます。準備するものは筆記用具と10年日記か5年ダイアリーです。本当に簡単な方法ですので、ぜひ参考にして日々のストレスを解消してください。
不安に思ったこと、ネガティブな感情、嫌なことなどを書き出す
嫌なことがあった日、ネガティブな感情を抱いたときなど、そのことを日記に書いていくストレス解消法です。そんなことでストレス解消になるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、だまされたと思ってやってみてください。ストレスは解消されます。
この方法は「エクスプレッシング・ライティング」や「筆記表現法」と言われる手法で、心理学の分野で研究されています。不安に思ったことなどをとにかく書き出していくという作業をすることで、ストレス解消になると研究結果も出ています。
書き出し方
書き出す時には、自分の本当の気持ちを書いていきます。自分の気持ちに素直に書きます。人に見せるものではありませんので、自分の言葉で書くようにします。石原10年日記や石原5年ダイアリーに書くときは、スペースが足りないかもしれませんが、その場合には「補足欄」を活用してください。
解決法が書ける場合には、簡単でもいいのでその解決方法まで記入しましょう。
書く量はどのくらい?書く時間はいつがいい?
書く量に関しては、不安に思ったことやネガティブな感情はその日によって違いますので、どのくらいという制約はありません。とにかく書き出してください。
その際、日記を書く時間ですが、研究では20分程度がいいとあります。ただ20分も書けないという方もいると思いますので、5分ぐらいから始めても大丈夫です。
書く時間帯は就寝前まど1日の終わりの時間の方が効果的とあります。
不安などを書き出すことの効果は?
不安やネガティブな感情を書き出すことの効果は次の通りです。
書いている間、無心になれる
ストレスが溜まっていて発散したいと思い書き出していきますが、余計にストレスが溜まるのではないか?と疑問に思う方もいるでしょう。
日記を書いている時の自分を振り返ってみてください。書くことに夢中になっていて意外と頭の中が空っぽになっているのではないでしょうか?その状態になることで、日記を書く20分間ストレスから解放されます。最初の2・3日はストレスに感じるかもしれませんが、慣れていくと無心で書けるようになります。
自分を客観的に見ることができるようになり、ストレスに強くなる
不安やネガティブな感情を書き出していくことで、自分の感情に向き合うことができます。書いたその日は無理でも、翌日や翌々日、1年後、10年後と自分の感情を読み返します。そうすることで、客観的に自分の考えがわかるようになります。自分の考え方を知ることで、ストレスに対して強くなっていきます。ストレス解消もありますが、ストレスに強い自分になっていきます。
また、後で振り返った時に、「こんな小さなことで悩んでいたのか~」と受け入れることもできます。
最後に
今回は日記でストレス解消というテーマで記事を書きました。毎日の日記に不安やネガティブな感情を書くのはちょっと嫌だと思う方もいるかと思いますが、本当に辛い時などその事実よりも自分の気持ちを素直に書くようにしてください。
少しでもストレス解消ができ、いい人生が歩めるように願っています。